おしゃれなショップカードは店の顔!印象に残るデザインで集客を狙おう
中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)
店の名刺ともいえるショップカードを、店の情報が記載された紙だと思っていませんか? 果たしてそんな平凡な名刺を誰が手に取ってくれるのでしょうか。印象に残るおしゃれな名刺に変えるだけで他店との差別化をはかれるだけでなく、女子高生をはじめ若い女性の間で話題になることでSNSなどを通じて一気に広がります。お店の認知度も上がり、集客効果も期待できるおしゃれショップカードを紹介します。
この記事の目次
おしゃれなショップカードを作る必要性とは?
ショップカードはお店の顔であるとともに小さな広告です。手に取ってもらうことで、人から人へと広がっていきます。おしゃれなショップカードをつくることでどんな効果が生まれるのでしょうか。
他店との差別化をはかる
同じジャンルの2つのお店のショップカードをもらった時に、行ってみたいと思うきっかけはどこにあると思いますか? 実際に訪れたことのないお店であれば、センスがいいおしゃれなショップカードのお店に行ってみたいと思うはずです。お店を改装したわけでも、メニューを一新したわけでもなく、ショップカードがおしゃれなだけで他店との差別化がはかれ、興味を持ってもらうきっかけになります。
話題性
口コミは大きな集客につながります。おしゃれなショップカードで話題性が上がることで、お店を中心として口コミで広がります。まずは話題性のあるショップカードを作ることから始めましょう。
SNSでの拡散
女子高生を中心に若い女性は常に新しい情報を発信したいと思っています。SNSでシェアしてもらうことで、爆発的に情報の拡散が期待できます。口コミと違うところは、口コミでは店を中心として情報が広がる範囲が限られますが、SNSは全国的に広がるということです。店の認知度が上がることで遠方から来店する人も増えるかもしれません。
ショップカードの効果や手軽な作り方はこちらで詳しく紹介しています。
お店の名刺「ショップカード」が集客効果抜群な理由!作成方法や注意点を解説
インパクトのあるおしゃれなショップカードとは
インパクトのあるおしゃれなショップカードとは、つい人に話したくなる印象に残るものです。まずは手に取ってもらうための工夫について考えます。
サイズと形
一般的な名刺は55×91mmのサイズですが、ショップカードの場合は名刺入れに入れる必要もないため、サイズは自由です。形も四角形である必要はありません。何の形だろう? と興味を引くものもおすすめです。
加工
- レース模様で隅を型抜きをしたもの
- ラメがちりばめられて輝いているもの
- メタリックな印刷が施されているもの
- エンボス加工で凹凸があるもの
手に取ってもらうためのきっかけは、ほんの些細なものでかまいません。インパクトを求めるがゆえに奇抜すぎるデザインは受け入れてもらえないこともあります。この輝いているものはなんだろう? レースの型抜きがかわいい、などの小さなきっかけをプラスしてみてください。
紙以外の素材
ショップカードの素材はバラエティに富んでいます。プラスチックの透き通ったもの、木を使って自然をアピールしたもの、質感が独特なクラフト紙で素朴なもの、金属を使った重厚なものなど、予算が許す限り可能性を追求してみてもいいかもしれません。
フリースペースに置かれることを想定して
店の名刺は店頭に置かれるだけではありません。フリースペースに置くこともあるでしょう。表や裏だけがデザインの対象ではありません。側面にもカラーをつけることで、重ねてある様子も印象的になり、何が置いてあるのか遠目から見て興味を引くきっかけになります。重ねてある側面だけでデザインを構成しても印象に残ります。
失敗しないおしゃれなショップカードづくりのために
おしゃれな名刺を追い求めるがゆえに、本来の店の広告という目的を失ってはいけません。
必要最低限の情報
- 店の所在地
- 何のお店か
この2つは最低限押さえておきたい情報です。いくら魅力的で話題性に上がったとしても、それがどこにあり、何のお店なのか判断がつかなければ集客という意味では効果が出ません。
適度な情報量
お店を知ってもらいたいからと言って、情報の詰め込みすぎはよくありません。文字が羅列してあることで、デザインが損なわれることもあります。親切に教えてくれるより、少し物足りなくて知りたいという意欲を駆り立てるくらいが、店を覚えてもらうという観点ではちょうどいいのです。
まとめ
おしゃれな名刺をつくるために以下の3つのポイントを押さえてください。
- 若い女性の心をつかむ印象に残るデザイン
- 紙だけにこだわらず、素材を自由に選ぶ
- 必要な情報の記載
まずは手に取ってもらえる名刺を作ることが大切です。話題に上がりSNSなどでシェアしてもらうことで、店の認知度も上がり集客につながります。店の名刺は一つだけという決まりはありません。いくつか作って反応を見るのもいいですね。試行錯誤の末に仕上がった名刺は愛着がわくものになるでしょう。
※この記事は公開時点、または更新時点の情報を元に作成しています。
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この記事を書いた人
Airレジ マガジン編集部
自分らしいお店づくりを応援する情報サイト、「Airレジ マガジン」の編集部。お店を開業したい方や経営している方向けに、開業に向けての情報や業務課題の解決のヒントとなるような記事を掲載しています。
中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)
起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/