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源泉徴収票の見方はこれ!年末調整時に気をつけたいポイント3つを徹底解説

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

源泉徴収票に書かれている意味を従業員から聞かれたらあなたは正確に答えることができますか?給与計算システムに全部やってもらっているから実はまったくわからないという人が多いのではないでしょうか。従業員に聞かれても即答できる源泉徴収票の見方と経営者として気をつけたいポイント3つを解説していきます。源泉徴収票を正しく作成できれば給与を支払う事業者としての義務を果たすことができます。

この記事の目次

源泉徴収票の見方は?

源泉帳票票の項目4つの見方を解説していきます。

支払金額

従業員に支払った給与と賞与の支給総額です。いわゆる年収と言われる部分の金額となります。

給与所得控除後の金額

支払金額から給与所得控除を引いた金額です。個人事業主は売上から仕入商品などの必要経費を引いて所得税を計算します。給与をもらっている従業員は個人事業主の必要経費の代わりに給与所得控除を支払金額から差し引きます。年末調整等のための給与所得控除後の給与等の金額の表を使えば支払金額から一瞬で給与所得控除後の金額に変換することができます。是非活用してみてください。

年末調整等のための給与所得控除後の給与等の金額の表

所得控除の額の合計額

所得控除をすべて足し合わせた金額です。たとえば基礎控除38万円と配偶者控除38万円と扶養控除38万円が適用される場合は114万円となります。所得控除の額の合計額は所得税を計算するために優遇した合計額を表しています。

源泉徴収税額

従業員がその年に支払う所得税と復興特別所得税を合わせた金額です。

中途就職者の源泉徴収票

中途就職者の源泉徴収票とは年の途中から採用した従業員から提出してもらう源泉徴収票です。所得税の計算は1月1日から12月31日と決まっているため、4月1日から働きはじめた従業員は中途就職者として扱われます。

中途就職者が前職で1月1日から3月31日までに受け取った給与がある場合は、前職分と一緒に年末調整をします。源泉徴収票があれば前の会社からいくら給与をもらっていたのかが分かります。年末調整の時期までに前の会社から作成・発行してもらった源泉徴収票を提出してもらいましょう。

中途退職者の源泉徴収票

中途退職者の源泉徴収票とは年の途中で退職した従業員へ渡さなければならない源泉徴収票です。基本的には退職後1ヶ月以内に渡します。既に退職済となっていることから郵送などの手段によって渡すのが一般的です。書留や配達記録郵便で送付すれば中途退職者が確実に受領したことがわかるため安心です。万が一紛失して再発行を希望する連絡があった場合は対応する必要があります。

従業員が退職したときの手続きはこちらの記事を参考にしてみてください。

従業員が退職したときの手続きはどうする?困った時の手続きマニュアル

還付申告のための源泉徴収票

年末調整後に従業員が還付申告を行うときに源泉徴収票が必要です。年末調整で還付金を受け取ったあとにさらに還付申告をして還付金をGETできる人がいます。もしもあなたの従業員が還付申告ができるにもかかわらず会社から源泉徴収票をもらえなければ還付申告することができません。源泉徴収票を年末調整をした翌年の1月末日までに交付すれば従業員はスムーズに還付申告することができます。

まとめ

源泉徴収票を見れば【年収・所得金額・優遇された金額・所得税の総額】がわかります。そして経営者が気をつけたいポイントは下記の3つにまとめられます。

  • 中途就職者の源泉徴収票がなければ年末調整ができない
  • 中途退職者の源泉徴収票は退職後1ヶ月以内に発行する
  • 年末調整をした従業員の源泉徴収票は1月末日までに交付する

これらのポイントをおさえれば従業員の税金を適切に管理し、経営責任を果たすことができます。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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