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【完全保存版】確定申告で生命保険料控除を受けるためのポイント4選

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

将来の不安を安心に変えるための生命保険料は掛けた分だけ安心が保障されます。そんな生命保険料は確定申告で節税するために活用することができることをご存じでしょうか?もしそのことを知らないで保険料や掛金をただ支払うだけなら損をすることになるかもしれません。生命保険料控除を受けるポイントがわかれば税金の納め過ぎを防止することができます。

この記事の目次

生命保険料控除とは?

生命保険料控除とは支払った保険料の金額に応じて税金が安くなる制度です。生命保険料を支払っている人なら誰でも生命保険料控除を使うことができます。生命保険料控除は確定申告するときに使うと税金が安くなるようになっています。税金を安くするための仕組みである控除には生命保険料控除以外にもさまざまな種類があります。他にも使えるものがないか下記の記事で確認することをオススメします。

【保存版】個人事業主が今すぐ実践できる節税方法24選

対象となる保険料は?

対象となる保険料は一般の生命保険料・介護医療保険料・個人年金保険料の3種類です。一般の生命保険料と個人年金保険料は新旧の2区分があるので実際には5種類の区分があります。

  1. 新生命保険料
  2. 旧生命保険料
  3. 介護医療保険料
  4. 新個人年金保険料
  5. 旧個人年金保険料

また納税者本人が支払ったものであれば家族の分も対象となります。契約者本人が保険料を支払うことが原則です。しかし本人が支払った事実を明らかにすることができれば契約者が納税者本人の名義でなくても生命保険料控除の対象とすることができます。たとえばその生命保険の契約者があなたの妻になっていたとしてもその保険料や掛金をあなたが支払ったのであれば生命保険料控除の対象となります。

そして生命保険会社等から送られてくる証明書が必要ですが、9千円以下の保険料の場合は証明書は必要ありません。

生命保険料控除は確定申告書へどう書くの?

下記の2か所に生命保険料控除に関する金額を記入します。

  1. 確定申告書第一表の生命保険料控除には生命保険料控除の計算結果を記入する
  2. 確定申告書第二表の生命保険料控除には支払った保険料を記入する

1の生命保険料控除の計算結果を記入するためには確定申告書の手引きや国税庁のサイトに記載されている計算式に当てはめて計算する必要があります。

国税庁

また確定申告書等作成コーナーで保険料の金額を入力すれば生命保険料控除額を自動で計算してくれる便利な機能があります。

確定申告書等作成コーナー

うっかり生命保険料控除を確定申告書に書き忘れた場合はどうするの?

書き忘れに気が付いた時期が申告期限内か申告期限後によって対応方法が異なります。

確定申告期限内に気が付いた場合

確定申告期限内に気が付いた場合は生命保険料控除を加えて計算し直した確定申告書をもう一度提出すれば大丈夫です。申告期限内に複数の申告書がある場合は一番最後に提出された申告書が有効となり、それ以外の申告書は無効となるからです。

確定申告期限後に気が付いた場合

確定申告期限後に生命保険料控除を確定申告書に書き忘れたことに気づいた場合は更生の請求という手続きをします。手続きするためには平成○年分所得税及び復興特別所得税の更正の請求書を使用します。更生の請求を行う理由には平成○年中に支払った生命保険料について記載漏れがあり、生命保険料控除額が過少となっていたためのように記載します。

まとめ

確定申告で生命保険料控除を受けるためのポイントは下記の4つにまとめることができます。

  • 生命保険料控除とは支払った保険料の金額によって税金が安くなる制度である
  • 対象となる保険料は一般の生命保険料・介護医療保険料・個人年金保険料の3種類である
  • 確定申告書の生命保険料控除は第一表と第二表それぞれに記入する欄がある
  • 確定申告期限後に保険料控除を適用する場合は更生の請求を行う

せっかく支払う生命保険料ですから節税に役立てたいものです。生命保険料控除のポイントを理解すれば税金の納め過ぎを防ぐことができるのです。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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