チラシデザインの成功法則が知りたい!反響を呼ぶチラシ作成の3のコツ
中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)
「チラシを作ってみたものの、まったく売上が伸びない・・・」そんな経験をされたことはありませんか? せっかくチラシを作ってもお客様を呼び込むことができないのは、チラシの【デザイン】が原因かもしれません。そこで今回は大反響を呼ぶチラシデザインのヒントをご紹介します。今まで戦略的にチラシを作成したことのない店舗経営者は必見です。
この記事の目次
成功チラシの基本法則は?
成功チラシの基本法則は、凝るよりシンプルと伝えたい内容は最大3つまでの2つがあります。
凝るよりシンプル
チラシは、あなたの代わりにお店の情報を伝達する優秀な営業マンとしての役割があります。だからこそ、チラシに載せる情報はあれもこれもと欲張ってしまいがちです。特にやってしまいがちな失敗事例として、販売している商品すべてを均一なサイズで紹介することが挙げられます。これでは、目玉商品やお買い得商品が埋もれてしまい、一目見て「買いたい!」と思わせることができません。
そこで、ピックアップ商品を目立たせるという意識しましょう。たとえば、チラシに載せたい商品10点のうち、オススメの2、3点をピックアップ商品として大きく掲載します。このようにすることで、ピックアップ商品が目立つシンプルなチラシになり、オススメ商品が一層際立つことになります。際立たせることによって、記憶に残りやすくする効果を期待することもできるので、購買意欲をより一層掻き立てることになるのです。
伝えたい内容は最大3つまで
チラシには、実物を見ないでお客様に商品やサービスの情報をイメージさせる役割があります。だからこそさまざまな情報をぎっしり掲載しがちです。しかし、伝えたい内容を3つに絞り込むことによって、このチラシで何を一番伝えたいのかをハッキリさせることができます。説得力のあるチラシにするためには、伝えたい内容を最大3つまでにするというテクニックを活用していきましょう。
チラシを作成したことがない人はまずはこちらの記事で作成方法を理解しましょう。
集客効果のあるチラシを手軽に作る!初めてでも失敗しないチラシの作り方
チラシの色はどうすればいいの?
チラシの色は、下記2つのどちらかを選びましょう。
- 背景濃い目で文字は白抜き
- 背景は薄めで文字は3色まで
チラシを作成するシステムに、あらかじめ背景画像や文字を加工するツールが用意されていることがあります。さまざまなテンプレートが用意されていると、つい使ってみたくなる気持ちになりがちです。しかし、ごちゃごちゃした背景や影付きの文字を使うと、成功チラシの基本法則凝るよりシンプルではなくなってしまいます。チラシの色は上記を参考にして、シンプルに徹することを心がけましょう。
チラシには「松・竹・梅」の価格を載せる
チラシに載せる価格は、松・竹・梅で分けるようにするのが鉄則です。表示価格を松・竹・梅で分けることによって、値ごろ感を生み出すことができるからです。一番売りたい商品をメインにして前後に高い商品と安い商品を設定することで、下記の効果を期待することができます。
- お客様がどの商品を買おうか選びやすくなる
- 買うか買わないかではなく、どの商品を買おうかという思考に誘導することができる
価格を松・竹・梅で表示することによって、お客様の購買意思決定を加速させることができるのです。
また、下記のようなポイントに気を付けて価格表示を行いましょう。
比較する商品3つにする
2つからしか選べないと、値ごろ感だけでなく満足感も生み出すことができません。どちらを購入しても高い満足感を得られないと判断されてしまえば、お客様の購入意欲を引き出すことはできません。
また比較する商品が多ければ、購入後の満足感を得られるというものではありません。松・竹・梅の3つではなく4つにしてしまうと、どれを選んでも後悔してしまうことになります。購入後に「やっぱり高い(安い)ほうにしておけばよかったかな・・・」と思わせないようにするためにも、価格は松・竹・梅の3つで表示するようにしましょう。
まとめ
チラシデザインの成功法則は、下記の3つにまとめることができます。
- 成功チラシの基本法則は【凝るよりシンプル】と【伝えたい内容は最大3つまで】の2つ
- チラシの色は【背景濃い目で文字は白抜き】か【背景は薄めで文字は3色まで】にしてシンプルを心がける
- チラシに載せる価格は【松・竹・梅】で値ごろ感を演出する
チラシデザインにご紹介した3つのコツを是非取り入れてみてください。これでチラシを配布したその日に、大きな反響を呼ぶことになるかもしれません。
※この記事は公開時点、または更新時点の情報を元に作成しています。
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この記事を書いた人
Airレジ マガジン編集部
自分らしいお店づくりを応援する情報サイト、「Airレジ マガジン」の編集部。お店を開業したい方や経営している方向けに、開業に向けての情報や業務課題の解決のヒントとなるような記事を掲載しています。
中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)
起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/