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客単価1割アップや売上倍増事例も紹介「売上を伸ばすAirレジ徹底活用術」セミナー ――「Airレジ カンファレンス 2018」レポートvol.7

渡辺まりか (わたなべまりか)ライター

2018年1月30日、東京・渋谷ヒカリエにて、お店のオーナーや従業員、お店のオープンを検討しているかた向けイベント「Airレジ カンファレンス 2018」が開催されました。新サービスが発表されることや、Airシリーズを体験したり、導入に向けて相談したりできるコーナーが設けられているということもあり、大盛況。今回は、リクルートライフスタイルネットビジネス本部 Air事業ユニット UXデザイングループグループマネージャー 鹿毛雄一郎氏によるセミナー「客単価1割アップや売上2倍の事例も! 売上を伸ばすAirレジ徹底活用術」の内容をご紹介します。

この記事の目次

AirレジUXデザイングループマネージャーが語る「Airレジ」の3つの便利機能

リクルートライフスタイル Air事業ユニットでアプリやサービスのデザインを担当している鹿毛雄一郎氏は、0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』のことを隅から隅まで熟知。その経験を活かし、Airレジの主要な機能、また活用事例を説明しました。

0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ「Airレジ」とは?

鹿毛氏は、便利機能の紹介に入る前に、「1分でわかるAirレジ」動画をスクリーンに映し出しました。これによって、まだ使っていない人でも、Airレジの特徴を大まかにつかむことができます。

Airレジの特徴は次のようなものです。

  • すべてのレジ機能が無料
  • いつでもどこでも売上分析
  • 直感的でカンタンな操作

Airレジを使って会計するだけでデータはクラウドに貯まっていき、集計作業をわざわざしなくても、売上を把握・分析できます」と、動画の視聴後に鹿毛氏は重要なポイントを繰り返しました。そしてデータが自動的に貯まることによってかなう「日別売上管理・商品売上管理・在庫管理」の3つの機能について説明しました。

会計業務をするだけで完了する「日別売上管理」機能

実際のAirレジの画面をスライドで表示しながら鹿毛氏が最初に説明したのは、「日別売上管理」。画面上部近くにある「集計対象」を「日別」に変えるだけで日別売上を確認できます。同様に集計対象を変えるだけで、月別、また1日の中の時間ごとの売上推移も数値とグラフで確認することができます。

表内には売上だけでなく、客数や客単価も表示されるため、お店を締めた後にジャーナルを印刷してExcelに入力する、という業務に時間を取られる必要がありません。自動集計されたデータをすぐに確認でき、業務改善に活用することができます。

売れ筋・死筋がひと目でわかる「商品別売上」機能

商品ごとにどれほどの売上があったかを確認したい場合は、アプリ内最上部にあるタブを「日別売上」から「商品別売上」へと切り替えるだけ。

商品別売上画面を使えば、商品ごとの売上や売上個数だけでなく、原価登録もしておくことにより、粗利額の把握も可能。売上に直結している商品がわかるので、オススメ商品を発掘でき、売れ筋・死筋商品がわかるので、商品見直しのヒントも得られます。

バックヤードへ見に行かなくてもその場でわかる「在庫管理」機能

最後に紹介したのは「在庫管理」機能です。あらかじめ商品の材数を登録しておけば、会計業務をするだけでどの商品がいくつ減ったかが登録されていくため、在庫数をリアルタイムに確認することができます。

在庫が完全になくなってしまう前に発注できる「通知機能」もあるため、機会損失も最小限に抑えられます。

ランチ時の売上が2倍になったお店も。Airレジを活用した好事例

毎日のお会計をAirレジで行い、売上管理などの機能を活用することで、売上を伸ばすことができます。「Airレジ徹底活用事例」のパートを鹿毛氏は「本日の目玉」と述べ、「Airレジを実際に使いこなしているお店で、どのように活用されているのか。詳しくお聞きしてきましたので、是非参考にしてください」と事例紹介に入りました。

客単価1割アップの決め手は「商品別管理」機能の徹底活用にあり

1例目として取り上げられたのは、東京・南青山にある5000円でフレンチのフルコースを食べられる飲食店。日々の接客の中で感じた違和感をAirレジの集計データで具体的に確認し、客単価アップにつなげていった、といいます。

「こちらのお店では、以前はアナログのレジスターを使っていたため、集計が手作業で時間がかかっていたようですが、Airレジ導入により、見たいときにすぐ集計データを確認できるようになりました」と鹿毛氏。「お店で接客しているオーナーが、ある特定のワイン(以下 ワインB)の売上が少なくなったのでは? と肌感覚で感じた違和感を、Airレジで確認し、接客に活用していった、という例になります」(鹿毛氏)

※補足:セミナーではわかりやすいように数字や商品名を変更しております

具体的な確認方法は次のようなものでした。

  1. 過去1週間の商品別売上データを開く
  2. ワインBの売上構成比を確認
  3. 今週1週間の商品別売上データを開く
  4. ワインBの売上構成比を確認

「すると、ワインBの売上が18%ほど落ちてしまっていることが具体的な数値で確認できたのです」と鹿毛氏。「ワインBの売上を挙げるため、接客の仕方や価格の見直しをし、結果的に客単価の1割アップにつながったのです」と説明しました。

「これは、商品別売上データを確認する習慣づけをされていたからこそできた事例と言えましょう。すでにAirレジをお使いの皆さんも、ぜひ商品別売上を確認する習慣を身に着けていただければと思います」と鹿毛氏は勧めました。

「商品別売上」と「在庫管理」で発注を効率化し機会損失を食い止める

2番めに紹介されたのは、東京・合羽橋で80年近く食品サンプルの製造販売を行ってきた『サトウサンプル』さまの例です。

サトウサンプルさまが取り扱っている商品の数は多く、たとえば「玉子」というジャンルひとつとってもラーメン用、和食用、洋食用など豊富にあります。全商品を合わせると、品数は3500点以上。当然、紙の台帳での管理は困難だったと言います。

「あるとき、シーズンも過ぎてから『鏡餅のサンプルはありますか』とたずねられたようです」と鹿毛氏。「以前であれば、シーズンの済んだ商品は倉庫の奥に埋もれてしまい、在庫確認に時間が取られてしまっていましたが、Airレジを導入していたおかげで、お客さまの目の前でiPadからAirレジを開くだけで確認できたとのことでした。お客様をお待たせすることも、また機会損失することもなく、Airレジが顧客満足の向上にもつながった、と喜んでいらっしゃいました」と取材したときの模様を説明しました。

さらに、サトウサンプル様では「商品別売上」と「在庫管理」機能を、発注作業に活用しています。

サトウサンプル様で人気の高い寿司サンプルのキーホルダーは数も多く、在庫を抱えすぎないため、なくなるごとに10個ずつ発注していました。しかしそれではお客様が欲しいと思って来店しても在庫がない状態も出てきてしまいます。

そこで、毎月の商品別売上データをダウンロードしExcelで確認したところ、特に人気の高い「ハマチ」は毎月ほぼ在庫の限り売れていることが判明。

これまで10点ずつ短納期で発注依頼していましたが、余裕をもった納期で大量に発注することができるようになりました。売り切れの最小化、原価率も改善させることができました。

『レストランボード』も併用し、ランチタイムの売上2倍

最後に紹介されたのは東京・渋谷にあるカフェ・イベントスペースを運営する『VANDALISM(ヴァンダリズム)』さまです。

ヴァンダリズムさまでは、大量の業務をいかに効率よく行い作業時間を減らすことができるか、ということを考え、集客と接客に効く予約台帳アプリ『レストランボード』をAirレジと一緒に使っています。

レストランボードについて鹿毛氏はまず「予約台帳と席を管理できるアプリである」と説明。そして「レストランボードがあれば、お客様が来店された際の人数の入力をカンタンに行うことができ、Airレジの『会計明細』にデータ蓄積。それをダウンロードしてExcelで開けば、ランチタイムの客数が簡単に把握できるのです」と、ヴァンダリズムさまから提供されたExcel画面を開きながら解説しました。

その結果、ランチタイムの会計ごとの客数平均は1.8人。ひとりまたはふたりで来店していることが判明しました。

そこで、それまで4人掛けの座席を3席×2列用意していたところを2人掛け×5席×2列に変更。席数は24席から20席に減ったものの、これまで余っていたふたりぶんの座席を有効活用することができるようになり、おまたせする時間は短く、案内できるお客様の数は増え、ランチタイムの売上を倍に増やすことができたのです。

まとめ――Airレジの3つの機能を活用すれば売上アップにつながる

Airレジで会計するだけでデータが自動集計されるので、お店の中で何が起きているのかを即座に調べられます。何か気になることがあれば、売上データを見たいときにすぐに見られるのです」と鹿毛氏。最後に次のように述べてセミナーを締めくくりました。

Airレジの売上管理や在庫管理機能を使っていただければ、お店の売上や利益を改善することができるのです。また、お客さまの満足度もアップできます。Airレジの日別売上、商品別売上、在庫管理という3つの機能を徹底的に活用いただき、売上アップにつなげていただければと思います」

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

メールにて「経営お役立ち冊子」のダウンロードリンクをお送りします。

この記事を書いた人

渡辺まりか (わたなべまりか)氏

渡辺まりか (わたなべまりか)ライター

ガジェットをこよなく愛するフリーライター。福島県郡山のビジネス専門学校で約10年、MS-Accessなどの講師を務めた経験あり。自ら足を運び、目で見て、手で触って取材するのが好きな行動派。小型船舶操縦士免許2級、乗馬5級、普通自動二輪免許取得を取得するなど趣味多し。

集客から会計、仕入れまで。お店の業務に役立つAirシリーズ。