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ネットでの確定申告に必要なものとは?e-Taxの事前準備やメリットも

Airレジ マガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

「税務署に行くより、ネットで申告したほうが楽だよ」そんな言葉を耳にしたことはありませんか。でも、その際に何が必要でどのようにしたらよいのか、また申告できる期間はいつなのか考えたことはありますか。ネットでできる確定申告e-Taxに関する基礎知識を覚えておくことで、自宅に居ながら確定申告をすることができます。そこで今回は国税庁の公式サービスであるe-Taxを活用するための基礎知識について解説します。合わせて、e-Taxを利用するために必要なモノについても確認しておきましょう。

この記事の目次

e-Taxとは?

e-Taxとは、所得税などの国税に関する各種の手続について、パソコンやスマートフォンなどを用いてオンラインにより電子的に申告や各種税金の申請の手続が行えるシステムです。

紙で申告書や申請書などを提出する方法に比べて、使うための準備に手間がかかりますが、使い慣れると非常に便利なシステムです。

e-Taxを使用するメリット

e-Taxを使用するメリットは、税務署窓口で書類を提出したり、郵送で提出したりという手間がかからないということです。

また、e-Taxで書類を送信すれば、その場で受付された扱いになるので、提出期限が迫っているという場合にも役に立つシステムです。

e-Taxで申告! 事前準備にはコレが必要

自宅でできる確定申告e-Taxですが、申告をする際に必要なものがあります。まず、初めに必要なものを準備しましょう。

パソコン

ブラウザはwindowsの場合、OSはwindows7以降が推奨されています。

電子証明書

e-Taxでは、作成者が誰であるのか、データが改ざんされていないかといったことを確認するために電子証明書が必要になります。ICカードに組み込まれた電子証明書(マイナンバーカード、住民基本台帳カードなど)をご利用の場合、ICカードリーダライタが必要です。

ICカードリーダライタ

ICカードを読み取るための機械です。家電量販店で3,000円ほどで購入できます。

決算書などの必要書類

マイナンバーカードの取得方法

マイナンバーカードの交付は、住民票のある自治体で行っています。交付までの期間は自治体にもよりますが、長いところで2か月間ほどを見ておけばよいでしょう。

マイナンバーカードの取得は、主に以下の3つです。やりやすい方法で申請しましょう。

  1.  自治体への郵送での申請
  2. パソコンやスマホからの申請
  3.  街角の証明写真機からの申請

具体的には、自治体のマイナンバーカード交付担当窓口で確認してみましょう。

ネットで確定申告を行う際の手順

ネットで確定申告を行う際に、事前にしておかなければいけないことや申告の際の手順についてご説明します。

  1. パソコン利用環境が適したものかどうかを確認します。
  2. 電子証明書を取得します。
  3. 電子申告・納税等開始届出書を納税地の税務署に提出します。(オンラインでの提出も可能です。)
  4. 「利用者識別番号等の通知書」が税務署から送付されます。これには利用者識別番号と暗証番号が記載されています。
  5. 国税庁の確定申告書作成コーナーにログインし、作成を開始しましょう。https://www.keisan.nta.go.jp/h27/ta_top.htm#bsctrl
  6. 申告書の作成が完了したら、電子署名をつけて送信ボタンをクリックします。これで申告は完了です。

確定申告ができる期間と時間帯

確定申告書を提出する期間は法律で決まっています。例えば、令和2年分(令和2年1月1日~12月31日)の所得税の確定申告は、令和3年の2月16日~3月15日までとなります。この場合、令和2年1月1日~12月31日までを課税対象期間といいます。確定申告期間中は、24時間パソコンからe-Taxで申告をすることができます。

所得税の場合

確定申告期間:毎年2月16日~3月15日

消費税および地方消費税の場合

確定申告期間:課税対象期間の翌年の3月31日まで

e-Taxを使用する際の注意点

e-Taxで確定申告を行うためには、マイナンバーカードの取得が必要です。(厳密には、民間の会社が発行する電子証明書でも確定申告はできますが、年間利用料がかかったり、交付までの手続きがマイナンバーカード以上に大変だったりするため、現実的にはマイナンバーカードを使ってe-Taxによる確定申告を行うことが通常です。)

マイナンバーカードの交付には時間がかかるため、早めに準備をしておきましょう。

まとめ

  • e-Taxにはパソコン・電子証明書・ICカードリーダライタが必要
  • マイナンバーカードの交付には時間がかかるので、早めに交付申請を行うことが必要
  • 電子申告・納税等開始届出書を納税地の税務署に提出
  • 所得税の確定申告は毎年2月16日~3月15日の1ケ月間
  • 必要書類は早めに用意する

自宅で確定申告ができるe-Taxについて説明しました。e-Taxを行う際に必要なものや届け出、そして手順など、その仕組みを理解しておくことで、わざわざ税務署に行かなくとも自宅で確定申告ができるようになります。パソコンの設定や届け出などの事前準備をしっかり行うと同時に、必要書類なども余裕をもって準備しておくことをおすすめします。

※この記事は公開時点、または更新時点の情報を元に作成しています。

この記事を書いた人

Airレジ マガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/