自分らしいお店づくりを応援する情報サイト

Airレジマガジン > 経営ノウハウ記事 > 「e-Tax」で確定申告するメリットと基本ステップ

「e-Tax」で確定申告するメリットと基本ステップ

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

確定申告に「e-Tax」を導入したいと思いませんか?しかし、具体的に何を準備し、どのように進めれば良いか分からなければ行動に移せません。ここでは、e-Taxを利用するメリットをはじめ、事前に必要な準備や申告手順といった基本ステップを説明します。e-Taxについて基礎知識が得られると、申告方法の選択肢の一つに加えられ、導入に向けて具体的な行動に移しやすくなります。

この記事の目次

e-Taxとは?基本的な概要とメリット

e-Taxとは、確定申告をはじめとする国税に関する各種手続きを、インターネット上でおこなうことができるシステムです。国税庁が運営し、正式名称は「国税電子申告・納税システム」です。

e-Tax国税電子申告・納税システム

e-Taxを利用すると以下のようなメリットがあります。

自宅から申告できる

自分のパソコンから申告・納税できるため、税務署に足を運ぶ必要がなく列に並ぶ時間も節約できます。

いつでも申告できる

確定申告の期間中はe-Taxによる申告を24時間受け付けているため、自分の都合に合わせて提出できます。

添付書類の提出が不要

e-Taxでは、医療費の領収書や源泉徴収票等の情報を適切に入力すれば、別途書類を提出する必要がありません。領収書等の書類は5年間保管することが義務づけられているものの、確定申告の度に提出する手間が省けます。

スピーディーに還付される

税務署に足を運んで申告するよりも、スピーディーに還付処理が完了します。確定申告を税務署でおこなうと、還付まで通常4週間程度かかりますが、e-Taxで申告すると3週間程度で完了します。

e-Taxを利用するには何が必要?

e-Taxを初めて利用する際は、以下の3点をあらかじめ確認・準備する必要があります。

①パソコンの利用環境の確認

申告者が国税庁の受付システムへデータを送信できるよう、インターネット・サービス・プロバイダへの契約が必要です。国税庁が推奨するパソコンの利用環境については以下をご参照ください。

(国税庁)システム利用のための環境等

②電子証明書の取得

本人確認のために電子証明書を取得・登録しなければなりません。電子証明書により、データの作成者を特定し、データの改ざんの有無をチェックできます。 e-Taxで利用できる電子証明書の種類については以下をご確認ください。

(国税庁)電子証明書の取得 

③ICカードリーダライタの準備

電子証明書はマイナンバーカードや住民基本台帳カードに格納されるため、データを読み込むためのICカードリーダライタを用意する必要があります。

e-Taxで確定申告する基本的な流れ

e-Taxで確定申告する方法と流れは以下のとおりです。

①申告データの作成

専用ソフトで申告データを作成し、電子証明書を添付します。

②申告データの送信

作成した申告データを選択して送信します。メッセージボックスで受信通知や予定納税額などのメッセージを確認できます。

③添付書類の送付

e-Taxに添付できない書類は、別途税務署に送付または直接提出する必要があります。なお、所得税については平成29年1月4日から、e-Taxの添付書類として提出できる範囲が拡大されます。

(国税庁)添付書類のイメージデータによる提出について

④電子納税手続き

事前に届け出をした口座からの振替によって納付するダイレクト納付の他、インターネットバンキングによる納付もできます。

⑤納税証明書の交付手続き

インターネットで納税証明書の交付請求をし、窓口または郵送で書面にて受け取れる他、電子納税証明書を電子ファイル形式で取得することもできます。

まとめ

確定申告のe-Taxについて基本的な概要をご紹介しました。改めておさらいしましょう。

  • インターネット上で確定申告を行うことができる国税庁のシステムである。
  • 自宅からいつでも申告でき、添付書類が不要といったメリットがある。
  • 電子証明書やICカードリーダライタの準備が必要。
  • 納税手続き・納税証明書の交付もインターネット上でできる。
  • e-Taxを申告方法の選択肢の一つに加え、導入に向けて具体的な行動に移してください。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

メールにて「経営お役立ち冊子」のダウンロードリンクをお送りします。

この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

集客から会計、仕入れまで。お店の業務に役立つAirシリーズ。