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飲食店向けの保険とは?基本をチェックして火災や食中毒のリスクに備えよう

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

飲食店には火災や食中毒などのリスクがありますが、経営者として万が一への備えはできていますか?ここでは、飲食店に起こりうる事故・トラブルや、飲食店に適した保険の種類について説明します。保険についての基礎知識を知っておくと、加入に向けた検討を具体的に進めやすくなるため、リスク管理の第一歩としてぜひ参考にしてください。

この記事の目次

飲食店はこんなリスクに気をつけよう

飲食店では、火災や食中毒など思いがけない事故・トラブルが起こることがあるため、以下のようなリスクへの備えを検討しましょう。

財産に関するリスク

お店の財産である内装・設備・備品類が使えなくなるリスクで、以下のようなケースが挙げられます。

  • 火災による焼失
  • 水漏れによる汚損
  • 盗難

損害賠償に関するリスク

食中毒による健康被害や、料理をこぼしてお客様の衣服を汚してしまうなど、お店側の過失によりお客様に損害を与えてしまうリスクです。食中毒の場合、治療費や慰謝料の他、被害に遭われた方の休業補償といった損害賠償責任が発生する可能性があります。

休業に関するリスク

火災や水漏れで設備が使用できなくなったり、食中毒を引き起こして保健所から営業停止処分が下されたりして休業しなければならなくなるケースです。

飲食店で発生しうるトラブルは多岐に渡ります。自分のお店で起こしたひとつの過失によって、お客様や他のお店など第三者へと被害・損失が広がるケースがあることを知っておきましょう。

飲食店が加入した方が良い保険とは?

飲食店に起こりうるリスクに備えるには、以下のような保険を選択肢に入れておきましょう。

積極的に加入を検討しておきたい保険

火を取り扱う飲食店では、お店の資産を守るためにも火災保険への加入は積極的に検討しておきたいところです。

またテナントの場合、火事を起こすと建物所有者から損害賠償請求を受けることがある他、他のお店にも被害が及ぶ可能性もあるため、賠償責任保険も大切です。食中毒などで、お客様に何らかの損害を与えてしまったときにも備えることができるためチェックしておきましょう。

また、飲食店では水漏れのリスクもありますが、漏水は特約や賠償責任保険でカバーできる場合があります。

この保険もチェックしておこう

火災や食中毒に伴い休業すると、復旧するまでの数日〜数ヶ月分の売上が0になるばかりか、休業中でも家賃や人件費などの固定費は発生します。休業補償が受けられる保険に加入しておくと、休業中の利益損失を低く抑えることができます。

地震保険は居住用の建物と家財が対象なので店舗は適用外ですが、店舗兼住宅であれば加入できる場合があります。ただし、補償対象は居住部分のみです。また、地震保険は単独加入できず、火災保険への加入が前提となっているため注意しましょう。

あらゆるリスクに対応した店舗総合保険もおすすめ

個々のリスクに特化した保険ではなく、複数のリスクをまとめてカバーしたい場合は、店舗総合保険のようなパッケージ商品もオススメです。店舗総合型の保険では、以下のようなリスクをまとめてカバーできる場合があります。

  • 火災
  • 爆発
  • 落雷
  • 水害
  • 外部からの物体の落下や衝突
  • 漏水
  • 盗難
  • 賠償責任
  • 休業

店舗総合型は1つの保険であらゆるリスクに対応でき、個別加入にありがちな保険同士のモレやダブりがないため効率的です。保険料という点でも、リスクごとに個別に加入するよりお得になる可能性があります。

なお、総合型保険の補償対象範囲は商品によって異なります。保険金が支払われないケースなどを含めて詳細をよく確認し、自分のお店に合った保険に加入しましょう。

飲食店では、従業員が就業中に怪我をしてしまう可能性もあります。そのような労災関連のリスク管理については、以下の記事も併せて参考にしてください。

知っておきたい労災の休業補償!給付の仕組みと計算方法を徹底解説

まとめ

この記事のポイントをおさらいしましょう。

  • 飲食店には財産損失・損害賠償・休業など様々なリスクが潜んでいる。
  • 飲食店で特に大切な保険は火災保険と賠償責任保険である。
  • 数のリスクをカバーしたい場合は、店舗総合型の保険が効率的でオススメ。

火災や食中毒など、飲食店で起こりうる事故やトラブルを補償できる保険の選択肢を知っておくと、加入の検討を進めやすくなります。この記事を足がかりに、自分のお店にはどのような保険が適しているか改めて検討してみましょう。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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