名刺は自作で差をつける!名刺を自分で作る際のポイントと便利ツール
中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)
念願の独立を果たし、自分の名刺を作る際どのようなものにすればよいか悩んでしまうという方は多いのではないでしょうか。個人で事業を始めた場合、個人の名刺作成は事業の個性を端的に表すことができる重要なポイントの一つです。経営者がビジネスで利用する名刺を自作することで、より他の方と差異を出して、もらう側の印象に残るものにしていくことが可能です。名刺の自作方法を学んで、実際に名刺を自分で作ってみましょう。
この記事の目次
名刺自作の流れ
名刺を自作するための方法はいくつかありますが、最も簡単に行うことができるのはワード(Word)による作成方法です。ワードならば、誰でも簡単にオリジナルの名刺を作成することができます。
ワードを利用する際には、以下のような手順で名刺を作成していきます。
用紙サイズの設定
購入した名刺の用紙と同じサイズの作業枠をパソコンの画面上に表示させます。作業枠の表示方法は、ワードの「差し込み文書」→「ラベル」から、購入しておいた用紙の型番を探して行います。名刺のサイズは、9.1cm×5.5cmのものが一般的です。
実際に名刺をデザイン
作業枠の中に、実際にどのような名刺を作成するかデザインしていきます。図を使わないタイプであれば文章を枠の中に打ち込むだけで完成です。図を使う場合は、ネットなどからフリー素材を用意するなどの工夫で、かかる費用を抑えて作成することが可能となります。
シート上にデザインをコピーして印刷
デザインを差し込み文書の各枠にコピーして、印刷すると同じ名刺が何枚も出てくる状態にしておきます。その状態のままで印刷をかければ完成です。まずは1枚印刷してみて、問題がなさそうであれば必要な枚数分印刷を行いましょう。
このように、ワードで作成する場合には誰でも簡単にオリジナルの名刺を作ることが可能ですが、より本格的な名刺を作りたい場合にはIllustratorなどのソフトを利用して作成しましょう。
名刺自作時の工夫と注意点
名刺を自作する際には、以下のようにいくつか工夫をすることで、より個性的かつ印象に残りやすい名刺を作成することができます。
- デザインを印象に残りやすいものにする
- 印刷方法にこだわる
- テンプレートを利用する
名刺のデザインを印象に残りやすいものにするためにも、自分の顔写真を採用するなどの工夫を行うとよいでしょう。満面の笑みの写真など、インパクトの大きなものは相手の記憶に残りやすくなります。名刺のデザインを詳細に反映させるためには、家庭用のインクジェットプリンタではなく、コンビニで印刷をかけるなどの工夫をすることも重要です。
もし、デザインのアイデアが浮かばないような場合には、ネット上からテンプレートなどを引っ張ってくることで簡単に個性的な名刺を作ることも可能となります。良いデザインが思いつかないという方は、このような方法をとってみるのも良いでしょう。
名刺に含めておくべき情報としては、自分の名前、基本的な事業所の連絡先などの他に、取り扱っている業務内容や製品内容、そして自分の事業のキャッチコピー、さらに連絡先の強調などを行っておくと効果的です。自分をアピールし、気軽に連絡の取れる名刺を目指しましょう。
名刺作成時に使いたいツール
名刺を自作する際に、ぜひとも利用しておきたいツールやテンプレートを以下にご紹介します。
ラベル屋さん
名刺の用紙を選択して、テンプレートの選択など簡単な操作でオリジナルの名刺を作ることができるソフトです。名刺以外にも様々な用途に使うことができます。
エレコムらくちんプリント
ELECOM社製品限定ですが、用紙に合わせたレイアウトやデザインを選択して、こちらも簡単操作でオリジナルの名刺を作ることができます。
名刺デザインギャラリー
無料で様々な名刺のテンプレートをダウンロードできるサイトです。ビジネス系からポップなものまで、幅広いテンプレートがそろっています。
まとめ
名刺を自作する際には、以下のような点を押さえることが重要です。
- 最も簡単かつ手軽に作りたい場合には、インターネット上のテンプレートを利用してワードをメインに使って作る
- 顔写真を起用するなど印象に残りやすくなる工夫をして、デザインなどを明確に反映できるよう印刷方法も工夫する
- 名刺にはキャッチコピーなどを載せて、気軽に連絡を取りやすいものを意識して作成する
名刺は、工夫して作成することで新しく仕事を生んでくれるツールにもなりえます。しかし、印象に残る工夫がなければ相手にとっては他の何百という名刺と同じ扱いです。相手の目にしっかりとまるような名刺の作り方を学び、実際に作っていくようにしましょう。
※この記事は公開時点、または更新時点の情報を元に作成しています。
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この記事を書いた人
Airレジ マガジン編集部
自分らしいお店づくりを応援する情報サイト、「Airレジ マガジン」の編集部。お店を開業したい方や経営している方向けに、開業に向けての情報や業務課題の解決のヒントとなるような記事を掲載しています。
中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)
起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/