自分らしいお店づくりを応援する情報サイト

Airレジ マガジン > 経営ノウハウ記事 > 飲食店の成功を左右する「お店のコンセプト」とは?作り方や活用方法を解説

飲食店の成功を左右する「お店のコンセプト」とは?作り方や活用方法を解説

福島 悠(ふくしま ゆう)経営コンサルタント/公認会計士

あなたのお店には、経営方針に影響を与えるような明確なコンセプトがありますか? もしあなたのお店に明確なコンセプトがなければ、今からでも遅くないのでぜひ作ってみましょう。あなたのお店のコンセプトが確立すれば、事業がもっと拡大して成功する可能性が高くなります。また、行列ができる繁盛店として雑誌に掲載されるかもしれません。この記事では飲食店の事業を成功させるために必要なコンセプトの作り方や活用方法を紹介します。

この記事の目次

飲食店のコンセプトとはお店のテーマや骨子となるもの

飲食店のコンセプトとはお店のテーマや骨子となるものです。コンセプトはお店の雰囲気そのものにダイレクトに関わってくるため、事業の成功に大きな影響を与えることになります。また繁盛店や人気店には、かならず明確なコンセプトが存在します。なかには経営者が意図していない場合でも流行るお店には明確なコンセプトが根底にあり、結果として統一感のあるお店作りになっているものです。そのため、飲食店のコンセプトをつくることは、事業を成功させるための近道であるということがいえるのです。

それではさっそく、飲食店のコンセプトの作り方をご紹介しましょう。

飲食店のコンセプトを作る方法は2つ

飲食店のコンセプトを作る方法は2つあります。

  1. アイデアとコンセプトを分けて考える
  2. 豊富なアイデアからコンセプトを見極める

1. アイデアとコンセプトを分けて考える

アイデアはコンセプトと似ていますが、分けて考えるようにするのがポイントです。たとえば、カフェオレはマグカップではなくカフェオレボウルで提供したいというのは、コンセプトではなくアイデアです。また、カフェオレをカフェオレボウルで提供して、子育て世代の主婦層に心の底からくつろいでもらいたいというのはコンセプトです。

  • こういうことがしたい:アイデア
  • 誰にそのアイデアを提供したいのか:コンセプト

アイデアとコンセプトを分けて考えることで、誰に何をしたいのかを明確にすることができます。

2. 豊富なアイデアからコンセプトを見極める

自分の構想から出てきたアイデアだけでなく、以下のアイデアもぜひ取り入れるようにしましょう。

  • トレンド情報の収集
  • 繁盛店を観察して得られるアイデア

自分の頭の中にあるアイデアだけでコンセプトを作ると、お客様のニーズを充たさない経営になってしまいがちです。本当に愛されるお店にするためには、自分の構想以外のアイデアを参考にして必要なものを取り入れるようにしましょう。具体的な方法はこちらの記事でぜひご確認ください。

飲食店を開業するための7つのステップ! 「コンセプトづくり」で繁盛店を目指そう

コンセプトの活用方法

お店のコンセプトは以下のように応用することができます。

お店のキャッチコピーに活用

お店のコンセプトをキャッチコピーに活用する方法は、こちらの記事でご確認いただけます。

飲食店のキャッチコピーはつけるべき?他のお店と差をつけよう

スタッフの接客マナーに活用

お店のコンセプトが明確になれば、スタッフの接客マナーも統一感を持たせることができます。接客マナーに関する髪型やメイクに関する内容は、以下の記事でご確認ください。

【接客マナー】髪型まで意識していますか?好感度を上げる3つのコツ

【接客マナー】メイクは大丈夫?お客様の好みに合わせる方法と事例紹介

メニューコンセプトに反映

メニューコンセプトに反映する方法は、以下の記事を参考にしてみてください。

リピーター続出!メニュー開発を工夫するだけで、お店はもっと繁盛する

カフェメニューのレシピはどう作る?お客様を呼び込むメニューとは?

まとめ

  • 飲食店のコンセプトを作ることは事業を成功させる近道となる
  • 飲食店のコンセプトの作り方は【アイデアとコンセプトを分けて考える】と【豊富なアイデアからコンセプトを見極める】の2つである
  • 飲食店のコンセプトは、キャッチコピーや接客マナー、メニューコンセプトに活用することができる

明確なコンセプトを確立すれば、ブレない経営をすることができるようになります。お客様に店舗のイメージを直接伝えることができるようになり、事業が失敗する確率を低くすることができます。繁盛店とそうでないお店をよく観察すれば、コンセプトの違いや有無で圧倒的な差がついていることが分かります。あなたのお店もコンセプトを明確にして、キャッチコピーやメニューに取り入れるようにしましょう。

※この記事は公開時点、または更新時点の情報を元に作成しています。

無料で資料配布中

カード・電マネ・QR・ポイントも使えるお店の決済サービス Airペイ

キャッシュレス対応で、お店の売上アップを目指しませんか?
Airペイ利用開始で初期費用が0円になるキャンペーン実施中

Airペイに関する資料を無料で差し上げます。

こんな内容を掲載しています

  • Airペイとは
  • 導入費、運用費について
  • キャッシュレス導入0円キャンペーン
  • 導入事例、Airペイ体験可能な店舗案内
AirPAY 業種問わず最安水準の手数料で導入・運用費用0円からの決済サービス

下記フォームに必要事項をご入力いただき、ダウンロードページへお進みください。

この記事を書いた人

Airレジ マガジン編集部

Airレジ マガジン編集部

自分らしいお店づくりを応援する情報サイト、「Airレジ マガジン」の編集部。お店を開業したい方や経営している方向けに、開業に向けての情報や業務課題の解決のヒントとなるような記事を掲載しています。

この執筆者の記事一覧

福島 悠(ふくしま ゆう)経営コンサルタント/公認会計士

公認会計士、税理士。経営改革支援認定機関/SOLA公認会計士事務所 所長。

上場企業の顧客向け税書類の監修や経営コンサルティング、個人事業の事業戦略支援と実行支援まで幅広く対応。顧客収益最大化を理念に掲げ起業家を徹底サポート。多種多様な企業の税務顧問と年間約30件の戦略立案を行っている。

https://sola-cpa.com/