Airウェイトの導入効果
iPadとプリンターだけでカンタン導入。
1日に診察できる患者さんが、1割近く増えました。
2017年8月24日掲載
連日50人の呼び出しは大変でした。
父の代から40年近く、中目黒で医院を営んでいます。年末年始以外は年中無休。専門医を招く手術日を除き、私がほぼ毎日診察にあたっています。以前は、診察室からマイクで患者さんのお名前を呼ぶ方式でしたが、連日50人以上の患者さんをお呼びするのは大変でした。耳の遠いお年寄りの方や、たまたま外出している方もいらっしゃり、何度も呼び直したり診察室を出て受付まで確認に行ったり、患者さんをお待たせしてしまうこともありました。受付に行って初めて混雑状況を知り、あわててしまうこともありました。また、混雑状況が気になって落ち着いて患者さん一人ひとりとゆっくり話せないのも課題でした。
「Airウェイトを導入前は、オペレーションに課題を感じていました」と語る杉本院長。
操作はとてもシンプルで、すぐに使いこなせました。
そんなとき、医師の仲間から「Airウェイト」の話を聞き、まずは仮導入をお願いしました。導入のハードルはとても低かったですね。必要なのはiPadとプリンターだけ。操作方法もとてもシンプル。特に苦労することもなく、簡単に使いこなせました。実際に使ってみると、それまで感じていた不満やストレスがかなり解消されることがわかりました。マイクを使わずiPadから呼び出せるのは、想像以上に楽で助かります。診察室内で待ち状況を確認しながら準備や時間調整ができるようになり、心理的にもゆとりが生まれました。導入も簡単で、それまで感覚的にしかとらえていなかった診察時間や待ち時間が可視化されたことは、「Airウェイト」を本格導入しようと決めたポイントでした。
診察室のiPadから簡単に呼び出し。混雑状況も一目瞭然です。
1日に診察できる患者数が1割近く増えました。
本格導入後の効果はとても大きかったと思います。患者さんの待ち状況を確認しながら、効率的な診察が可能になって、1日に診察できる患者さんの数が1割近く増加しました。医療やサービスの質を落とさずに経営改善を実現できたのは、当医院には大きな意味がありました。患者さんからの「あとどれくらい待つの?」というイライラした問い合わせも減りました。当院は急患にも対応するため予約制を取っていませんが、スマホ世代の患者さんは呼び出しメールを上手に利用しています。実は受付専門スタッフの雇用も考えていたのですが、「Airウェイト」の導入は大きな効果がありました。
発券された番号券のQRを読み込めば、待ち状況の確認や呼び出しメールを設定でき、スマホ世代の患者さんには好評です。
機能も次々と進化。いろいろな医院でもいっそう活躍すると思います。
中目黒眼科では、受付での操作はスタッフが行っています。番号券を発券する際には、スタッフが「○○番でお待ちください」と確認しています。「Airウェイト」は、スタッフ間の情報共有にも便利なので、今では受付や事務室など計4台のiPadを設置しています。複数の端末を使っても混乱することもなく、満足しております。医師仲間にも利用をすすめています。導入してから半年ほどの間にも機能が次々に改良されました。今後さらにカスタマイズできる部分が増えれば、いろいろな規模の病院や診療所、診療科でもいっそう利用しやすくなると思います。
受付にモニターを設置し、音声呼出も利用。患者さんにも混雑状況が一目でわかります。